ピアノ演奏者のための無料楽譜のリンク集を作成しました。本記事ではIMSLP(国際楽譜ライブラリープロジェクト)のモーツァルトのピアノソナタのページにリンクしています。
- 楽譜pdfダウンロードの手順
- モーツァルト(1756-1791)
- デュルニッツ・ソナタ(第1~6番)
- 第1番 ハ長調 K.279(1775年)
- 第2番 ヘ長調 K.280(1775年)
- 第3番 変ロ長調 K.281(1775年)
- 第4番 変ホ長調 K.282(1775年)
- 第5番 ト長調 K.283(1775年)
- 第6番 ニ長調 K.284(1775年)
- 作品4(第7~9番)
- 第7番 ハ長調 K.309(1777年)
- 第8番(新全集:第9番)イ短調 K.310(1778年)
- 第9番(新全集:第8番)ニ長調 K.311(1777年)
- 作品6(第10~12番)
- 第10番 ハ長調 K.330(1783年)
- 第11番 イ長調 K.331『トルコ行進曲付き』(1783年)
- 第12番 ヘ長調 K.332(1783年)
- 第13番 変ロ長調 K.333(1783年)
- 第14番 ハ短調 K.457(1784年)
- 第15番(旧全集:第18番)ヘ長調 K. 533/494(1788年)
- 第16番(旧全集:第15番)ハ長調 K. 545(1788年)
- 第17番(旧全集:第16番)変ロ長調 K. 570(1789年)
- 第18番(旧全集:第17番)ニ長調 K. 576(1789年)
楽譜pdfダウンロードの手順
本記事のリンク先では、以下の手順にしたがって楽曲のpdf楽譜を無料で入手することができます:まず、記事本文中の楽譜へのリンクをクリックすると、次のようなIMSLPのページが表示されます。
同じ楽譜でもいくつかpdfのバージョンがあるので、画質やファイルサイズ等を見比べ、気に入ったものをクリックします。いまの例の場合、上から2つ目のバージョンを選んだとして、次に示す赤枠で囲った部分をクリックします:
すると次のような免責事項の確認が表示されます。
赤枠の部分
をクリックして免責事項に同意すると、15秒のカウントが始まります
少し待つと次のような表示に変わり
楽譜のpdfを表示する準備が整います。赤枠の部分をクリック
すると楽譜のpdfが表示されるはずです。あとはpdfをご自身のPC等に保存して利用することができます。もちろんコピー機等で印刷することも可能です。
モーツァルト(1756-1791)
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart、1756年1月27日 - 1791年12月5日)はオーストリアの音楽家です。ハイドン、ベートーヴェンと並んで古典派を代表する一人です。モーツァルトの作品には、当時流行していたロココ様式あるいはギャラント様式と呼ばれる、長調で装飾音の多い軽快で優美な曲が多いのが特徴です。作品総数は断片も含めると900曲以上にも及び、声楽曲(オペラ、教会用の宗教音楽、歌曲など)と器楽曲(交響曲、協奏曲、室内楽曲、クラヴィーアソナタなど)のあらゆるジャンルにわたっています。
デュルニッツ・ソナタ(第1~6番)
第1番から第6番までの6つのソナタは、1774年の暮れから1775年初めにかけてオペラ『偽の女庭師』K. 196の初演のために滞在したミュンヘンで一気に仕上げられ、これらの作品はデュルニッツ男爵(バイエルン選帝侯マクシミリアン3世ヨーゼフの侍従)のために書かれたとされており、第6番あるいは6曲をまとめて「デュルニッツ・ソナタ」と呼ぶことがあります。モーツァルトは第6番を気に入ったようで、何度も演奏しており、10年後にはこの曲だけを出版しています。
第1番 ハ長調 K.279(1775年)
第2番 ヘ長調 K.280(1775年)
第3番 変ロ長調 K.281(1775年)
第4番 変ホ長調 K.282(1775年)
第5番 ト長調 K.283(1775年)
作品4(第7~9番)
1777年ザルツブルクを出て、母アンナとともにマンハイムやパリを訪れていましたが、1778年7月に母を亡くしてしまいます。第8番は、モーツァルトのピアノソナタのうち短調で書かれた2曲のうちの1曲(もう1曲は第14番)で、悲劇的な曲調は母親を亡くした悲しみが反映されているといわれています。第7番から9番の3曲は1781年にパリで「作品4」として出版されました。
第7番 ハ長調 K.309(1777年)
第8番(新全集:第9番)イ短調 K.310(1778年)
第9番(新全集:第8番)ニ長調 K.311(1777年)
作品6(第10~12番)
第10番から12番の3曲は1784年にウィーンで「作品6」として出版されました。