クラシック音楽愛好家のために無料楽譜のリンク集を作成しました。本記事ではIMSLP(国際楽譜ライブラリープロジェクト)のモーツァルトの弦楽四重奏曲のページにリンクしています。
- 楽譜pdfダウンロードの手順
- モーツァルト(1756-1791)
楽譜pdfダウンロードの手順
本記事のリンク先では、以下の手順にしたがって楽曲のpdf楽譜を無料で入手することができます:まず、記事本文中の楽譜へのリンクをクリックすると、次のようなIMSLPのページが表示されます。
同じ楽譜でもいくつかpdfのバージョンがあるので、画質やファイルサイズ等を見比べ、気に入ったものをクリックします。いまの例の場合、上から2つ目のバージョンを選んだとして、次に示す赤枠で囲った部分をクリックします:
すると次のような免責事項の確認が表示されます。
赤枠の部分
をクリックして免責事項に同意すると、15秒のカウントが始まります
少し待つと次のような表示に変わり
楽譜のpdfを表示する準備が整います。赤枠の部分をクリック
すると楽譜のpdfが表示されるはずです。あとはpdfをご自身のPC等に保存して利用することができます。もちろんコピー機等で印刷することも可能です。
モーツァルト(1756-1791)
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart、1756年1月27日 - 1791年12月5日)はオーストリアの音楽家です。ハイドン、ベートーヴェンと並んで古典派を代表する一人です。モーツァルトの作品には、当時流行していたロココ様式あるいはギャラント様式と呼ばれる、長調で装飾音の多い軽快で優美な曲が多いのが特徴です。作品総数は断片も含めると900曲以上にも及び、声楽曲(オペラ、教会用の宗教音楽、歌曲など)と器楽曲(交響曲、協奏曲、室内楽曲、クラヴィーアソナタなど)のあらゆるジャンルにわたっています。
第1番 ト長調 K. 80『ローディ』(1770年3月15日-73/74年)
ミラノ四重奏曲(1772-73年)
1772年に、モーツァルトと父レオポルトはオペラ『ルーチョ・シッラ』(K.135)上演のためにイタリアのミラノへ旅行しました。この期間に制作された6曲の弦楽四重奏曲は『ミラノ四重奏曲』の通称で知られています。
第2番 ニ長調 K.155
第3番 ト長調 K.156
第4番 ハ長調 K.157
第5番 ヘ長調 K.158
第6番 変ロ長調 K.159
ウィーン四重奏曲(1773年8月)
モーツァルトは1773年7月14日から9月26日までウィーンに滞在し、第8番から12番までの6曲はその間に完成させたために『ウィーン四重奏曲』の通称で知られています。
第8番 ヘ長調 K.168
第9番 イ長調 K.169
第10番 ハ長調 K.170
第11番 変ホ長調 K.171
第12番 変ロ長調 K.172
ハイドン四重奏曲(1782年12月31日-1785年1月14日)
モーツァルトが2年あまりを費やして作曲した第14番から19番までの6曲は、まとめてフランツ・ヨーゼフ・ハイドンに献呈されたので『ハイドン四重奏曲』の通称で知られています。2年を費やした力作であり、弦楽四重奏曲の傑作とされています。出版前の1785年1月15日と2月12日には、モーツァルトがハイドンを自宅に招いて曲を披露し、モーツァルト自らヴィオラを弾いたと伝えられています。