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ピアノ演奏者のための無料楽譜リンク集:滝廉太郎のピアノ作品『憾』(うらみ)

ピアノ演奏者のための無料楽譜のリンク集を作成しました。本記事ではIMSLP(国際楽譜ライブラリープロジェクト)の滝廉太郎(1879-1903)のピアノ独奏のための2つの小品(『メヌエット』『憾』)のページにリンクしています。

imslp.org



楽譜pdfダウンロードの手順

本記事のリンク先では、以下の手順にしたがって楽曲のpdf楽譜を無料で入手することができます:まず、記事本文中の楽譜へのリンクをクリックすると、次のようなIMSLPのページが表示されます。

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同じ楽譜でもいくつかpdfのバージョンがあるので、画質やファイルサイズ等を見比べ、気に入ったものをクリックします。いまの例の場合、上から2つ目のバージョンを選んだとして、次に示す赤枠で囲った部分をクリックします:

f:id:pianofisica:20200629105634p:plain

すると次のような免責事項の確認が表示されます。

f:id:pianofisica:20200629105656p:plain

赤枠の部分

f:id:pianofisica:20200629105737p:plain

をクリックして免責事項に同意すると、15秒のカウントが始まります

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少し待つと次のような表示に変わり

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楽譜のpdfを表示する準備が整います。赤枠の部分をクリック

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すると楽譜のpdfが表示されます。


あとはpdfをご自身のPC等に保存して利用することができます。もちろんコピー機等で印刷することも可能です。




滝廉太郎(1879-1903)

瀧廉太郎(たき れんたろう、1879年8月24日-1903年6月29日)は、明治日本の西洋音楽黎明期における代表的な音楽家、ピアニスト、作曲家の一人です。1901年4月6日、日本人の音楽家としては3人目となるヨーロッパ留学生として出国し、5月18日にドイツのベルリンに到着後、ライプツィヒに向かい、ライプツィヒ音楽院(設立者:メンデルスゾーン、当時の学院長:ライネッケ)に入学しましたが、11月に肺結核を発病し帰国を余儀なくされます。1902年7月10日にドイツを発ち、10月17日に横浜に到着した後は大分県で療養していましたが、1903年6月29日死去しました。

ja.wikipedia.org


2つのピアノ小品(『メヌエット』『憾』)(1900年)

2 Piano Pieces (Taki, Rentarō) - IMSLP: Free Sheet Music PDF Download

憾 (瀧廉太郎) - Wikipedia



荒城の月(1901年)

Kōjō no Tsuki (Taki, Rentarō) - IMSLP: Free Sheet Music PDF Download

荒城の月 - Wikipedia





みなさんのピアノ学習のお役に立てればさいわいです。


次の記事ではピアノ教則本・練習曲から、発表会でも演奏できるクラシックの定番曲の無料楽譜リンクを掲載しています:

pianofisica.hatenablog.com

また以下の記事ではクラシック音楽の作曲家100人を案内しています。本記事でとりあげている滝廉太郎音楽史のなかでどのように位置付けられるのか、本記事と併せて眺めていただくことで、その概略をみることができると思います:

pianofisica.hatenablog.com


キーワード:ピアノ、無料楽譜、IMSLP、滝廉太郎

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